よく「ヒロさんはどうやってマレーシア就職したんですか?」と聞かれるので、今回はぼくの実例をすべて公開したいと思います!
- 日本の会社に就職したけど、いつかは海外就職に挑戦したい
- マレーシアで働きながら、自分の英語スキルをもっと磨きたい
- マレーシア就職したいけど、どの企業にしたらいいか迷っている
このようなお悩みに答えられる記事を書きました。
本記事では、ぼくが働いているテレパフォーマンス・マレーシアがどんな会社なのかや、実際に使った求人サイトについてご紹介します。

もくじ
テレパフォーマンス・マレーシアってどんな会社なの?

まずは、テレパフォーマンスがどんな企業なのか説明しますね。
テレパフォーマンスはフランスに本社を構えるBPO企業です
テレパフォーマンスは、フランスに本社を構えるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業です。
BPOとはこれまで企業が行っていた業務の一部を、外部の専門企業に業務委託すること
たとえば、そうじはそうじのプロに、料理は料理のプロに任せるみたいな感じで、自分でできる仕事をその道のプロにお願いするイメージ。
テレパフォーマンスは世界中の企業のカスタマーサポートをその企業の代わりに行い、自社のメインの仕事としています。
ちなみに、テレパフォーマンスの実績は下記のような感じです。
テレパフォーマンスの実績
- クライアント数は1,000社以上
- コールセンターの座席数では世界一
- 60種類以上の言語でのサービスを展開
- 業務は世界160以上のマーケットで展開
- フランスを本社とする世界最大のBPO企業
テレパフォーマンス・マレーシアはテレパフォーマンスの支社で、
- 英語
- 中国語
- 日本語
- 韓国語
など20種類の言語でサービスを提供しています。

仕事はオンラインソーシャルメディアのカスタマーサポート
テレパフォーマンスでぼくが実際に行っている仕事は、主にこちらの3つです。
- 有名SNSの広告に関するお問い合わせの対応
- お客様からのフィードバックをチームに報告
- お客様からの電話・メール・チャットでの問い合わせの対応
コロナの影響で、2022年2月現在はリモートワークで働いています。
日本人のお客さまに日本語で対応するので、日本のカスタマーサポートとあまり変わりません。
20ヵ国語以上の言語が飛び交うグローバルな環境で働けます
テレパフォーマンス・マレーシアでは、様々なアジア出身の人たちと一緒に働くことができます。
ぼくの同僚や上司は、下記のような出身の方が多いです。
- 日本
- 中国
- 韓国
- タイ
- ベトナム
- マレーシア
- フィリピン
- インドネシア

テレパフォーマンス・マレーシアで働くデメリット2つ

テレパフォーマンス・マレーシアで働くデメリットも見ていきましょう。
デメリット
・英語力がないと仕事についていけない
・パソコン操作に慣れていないときつい
デメリット①:英語力がないと仕事についていけない
ぶっちゃけ、日常英会話レベルで英語が話せないと、仕事についていくのが難しいと思います。
お客さまに対しては日本語で対応しますが、社内でのコミュニケーションは基本的に英語です。
日常英会話レベルで英語が話せる自信がない方は、オンライン英会話のネイティブキャンプで英語力を磨いておくのがおすすめ。
英語スキルは人生でずっと役に立つので、今のうちから身につけておきましょう。
デメリット②:パソコン操作に慣れていないときつい
どの企業にも当てはまることですが、パソコンが苦手な人にとっては仕事がしんどいかもしれないですね。
自分でググって問題を解決できる人は、パソコンが苦手でも問題ありません。

テレパフォーマンス・マレーシアで働く3つのメリット

テレパフォーマンス・マレーシアで働くメリットはこちらの3つ。
メリット
・ペナン島の海と自然に囲まれて仕事できる
・スーツやネクタイを着けて働く必要がない
・待遇が良く0円でマレーシア就職ができる
メリット①:ペナン島の海と自然に囲まれて仕事できる
勤務地のペナン島で、海と自然に囲まれて仕事できます。
簡単にペナン島についてご説明しますね。
ペナン島の基本情報
- マレーシア第2の都市で東洋の真珠と呼ばれている
- 中心地ジョージタウンは世界遺産に登録されている
- マレーシア屈指の屋台街もある美食の街として有名
- イギリス様式の建物や民族色豊かな宗教建築が点在
- 街の至るところにストリートアートが描かれている
リゾート地で働けるようなイメージですね。海と自然に囲まれているので、リラックスして仕事できます。
また、マレーシアは東南アジアの中心に位置しているので、隣国へアクセスしやすくとても便利。

メリット②:スーツやネクタイを着けて働く必要がない
✅ペナン就職のストレスフリー7選
①:会社に通わなくていい
②:スーツを着なくていい
③:上司に敬語を使わなくていい(couldなども使わない)
④:休憩でお昼寝ができる
⑤:海を見ながら働ける
⑥:自分のペースで働ける
⑦:日本語を使う機会もある新卒でペナン就職して良かった😌
— ヒロ@ペナン島に住むうちなんちゅ (@7824hiro) September 18, 2021
テレパフォーマンス・マレーシアでは、いつでも服装は自由。
清潔感があれば、金髪やピアス、タトゥーなども問題なし。
日本の会社では身なりに厳しいですが、マレーシアではTシャツに半パンでもOK。
マレーシア就職すると、もう毎日スーツを着て出社する生活から卒業できます。
メリット③:待遇が良く0円でマレーシア就職ができる
テレパフォーマンス・マレーシアから内定をいただくと、0円でマレーシア就職できます。
マレーシア移住にかかる費用を、会社がすべて負担してくれるからです。
✅マレーシア移住する際に会社が負担してくれたお金
・マレーシア行きの飛行機代
・成田空港近くのホテルの宿泊費
・3回分のPCR検査費
・隔離ホテルの宿泊費
・空港〜ホテル間の交通費
・ペナンのホテルの宿泊費(7日分)会社によっては、マレーシア移住に必要なお金を全て負担してもらえます🕊
— ヒロ@ペナン島に住むうちなんちゅ (@7824hiro) August 30, 2021
ペナン島で住むコンドミニアムを見つけるまで、1週間ホテルに滞在する費用も会社が負担してくれます。

テレパフォーマンスの給与・福利厚生・勤務時間を解説

一番気になるであろう、テレパフォーマンス・マレーシアの給与や福利厚生、勤務時間について説明しますね。
給与はRM7,600(約20万円)〜
ぼくが所属しているカスタマーサポート(オンラインソーシャルメディア)の給与は、こんな感じです。
- 基本給:RM8,100リンギット(約215,000円)~
- 昇給制度:あり(年間の成績による)
- インセンティブ:あり
基本給から所得税が引かれますが、生活するにあたっては全く問題なし。
ちなみにマレーシアで働く日本人の給与は、就労ビザの関係で最低でもRM5,000(約13万円)と決まっています。
手当・福利厚生はかなり手厚い
テレパフォーマンス・マレーシアの手当・福利厚生は、下記のような感じです。
- 夜勤手当あり
- ビザサポートあり
- 社内イベントあり
- 健康診断・健康保険あり
- 現地の家に住むまでの6泊7日分のホテル滞在費を会社負担
- 社内にPlayStationとテレビ、ゲーム空間やマッサージ椅子あり
- 入国時の片道航空チケットは会社負担(食事・荷物30キロ含む)
- 残業手当あり(ほぼ残業無し・残業の場合は手当や代休あり)
- 歯の治療費、メガネやコンタクト費用を年間RM100の補助あり
- 会社のパートナーシップ店で社員割引あり(ジムやレストランなど)
テレパフォーマンスの手当・福利厚生
大企業なだけあって、福利厚生はかなり手厚いですよね。

週休2日で勤務時間は1日8時間
カスタマーサポート(オンラインソーシャルメディア)の勤務時間は、月曜日から日曜日のシフト勤務(24時間)で、1日8時間ほどです。
週休2日制なので、5日間働いたあとに2日間お休み。
通常の2日間のお休み以外にも、
- 病欠休暇(14日)
- 有給休暇(10日)
- 入院休暇(40日)
- 慶弔休暇
- 産前産後休暇
などのお休みをいただくこともできます。
慶弔(けいちょう)休暇とは、結婚などのお祝い事や弔事などのお悔やみ事があった際に、従業員が申請できる休暇のこと
何かあったときにお休みを申請できるので、安心して働けます。
マレーシア就職で失敗しないために必要な3つのスキル

マレーシア就職で失敗しないために必要な3つのスキルについて、ぼくの実体験を下にシェアしますね。
マレーシア就職で必要なスキル3つ
その①:必要最低限のビジネス英語力
その②:ググって問題を解決できる力
その③:ブラインド・タッチできる力
その①:必要最低限のビジネス英語力
マレーシア就職する前に、必要最低限のビジネス英語は身につけておきましょう。
ビジネス英語が身についていないと、
- 上司や同僚とコミュニケーションが取れない
- 入社できても英語が聞き取れなくて苦労する
といった状況に...。
日常英会話レベルであれば採用はしてもらえますが、入社してからがもっと大変です。

ビジネス英語が聞き取れず会社で挫折しないよう、今のうちから準備しておきましょう。
その②:ググって問題を解決できる力
マレーシア就職で失敗したくないなら、ググる力が大切になります。
マレーシアに来てわからないことが出てきたときに、ググれば大体のことは解決できるからです。
ぶっちゃけ、わからないことを自分でググって問題を解決できない人は、マレーシア就職に向いていません。
マレーシアへ渡航する前から、ググることを習慣化しておきましょう。
その③:ブラインド・タッチできる力
ブラインド・タッチできるスキルは必須です。
ブラインド・タッチとは、キーボードのキーを見ないで、指先の感覚だけを頼りにキーを正確にタイピングすること
ブラインド・タッチを身につけるのにおすすめのサイトは、こちらの2つ。
実際、内定が決まってから入社するまで、ぼくも毎日練習していました。
ブラインド・タッチは一生使えるので、身につけていて損はありません。
マレーシア就職に関するよくある3つの質問に答えます

マレーシア就職に関するよくある質問は、こちらの3つ。
①:コロナ禍でもマレーシア就職ってできるんですか?
②:どのくらいの日本人が会社で働いているんですか?
③:新卒でも問題なくマレーシア就職できるんですか?
①:コロナ禍でもマレーシア就職ってできるんですか?
コロナ禍でもマレーシア就職はできます。
実際、ぼくはコロナ禍に会社から内定をいただき、2021年7月26日にマレーシアに移住しました。
コロナ禍にマレーシア就職すると14日間ホテルで隔離になりますが、隔離ホテルの宿泊費やPCR検査の費用も会社が負担してくれます。
マレーシアの隔離ホテルについてはこちらの記事にまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
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【ブログ】マレーシアの隔離ホテルで生活してみた体験レポート
②:どのくらいの日本人が会社で働いているんですか?
テレパフォーマンス・マレーシアで働いている日本人は、約100人ほどです。
社員数が3,000人以上いるので、日本人は多い方かなと。
仕事でわからないことがあったら、日本語で教えてもらうこともできるので安心です。
③:新卒でも問題なくマレーシア就職できるんですか?
実際に、ぼくは新卒でマレーシア就職できたので、問題なしです。
テレパフォーマンス・マレーシアの応募資格は、下記のような感じ。
- 語学レベル:日常英会話レベル以上
- 学歴:①から③のいずれか
- 必須条件:優れたタイピングスキル
①:4大卒の方
②:専門大卒+3~5年の職務経歴がある方
③:高卒+5~7年の職務経歴がある方
勤務地は、マレーシアのペナン島になります。
テレパフォーマンス・マレーシアに応募する3つの手順

最後に、テレパフォーマンス・マレーシアに応募する手順をご案内しますね。
手順①:英語のレジュメを作成します
手順②:求人サイトにアクセスします
手順③:担当者に履歴書を提出します
手順①:英語のレジュメを作成します
まずは、英語のレジュメ(履歴書)を作成しましょう。
英語のレジュメの書き方は、こちらの記事にまとめました!
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【簡単】英語の履歴書の書き方を6つの手順で解説【テンプレート付き】
テンプレを使えば、誰でも簡単に英語のレジュメが作れますよ。
手順②:求人サイトにアクセスします
英語のレジュメが完成したら、求人サイトにアクセスしましょう。
画面の下へスクロールして、「応募方法」までいきます。

「選考~入社までの流れ」をチェックして、「応募する」をクリックします。

「会員登録」の画面に、
- メールアドレスを入力
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にチェックを入れたら、「送信する」をクリックします。

あとは担当者からメールが届くまで待ちましょう。
手順③:担当者に履歴書を提出します
担当者から後日メールが届いたら、英語のレジュメを提出すればOK。

実際にDMをいただいた方が無事に内定をもらい、マレーシア就職のお手伝いができてよかったです!
まとめ:新卒でマレーシア就職するならテレパフォーマンス一択

海外では、2〜3年働いたら転職するのが当たり前。
実際、テレパフォーマンス・マレーシアで働いている方も、数年で次の会社へとどんどん転職しています。
まずはテレパフォーマンスで働きつつ、慣れてきたら自分の得意分野を活かした業種に転職してもいいですし、日本にUターン就職するのもありです。
一度マレーシア就職すると、
- 英語で仕事ができる
- 海外就職の経験あり
という2つの大きな武器を手に入れることができます。
マレーシア就職して大きな武器を手に入れて、今後の人生を有利に進めていきましょう!