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マレー系マレーシア人に聞いた!2022年のハリラヤプアサ の過ごし方

2022年の5月3日(火)と4日(水)は、マレーシアではハリラヤプアサです。

ハリラヤプアサとはマレー系マレーシア人のお正月のことで、日本でいうお正月やお盆みたいな感じ。

イスラム教を信仰するイスラム教徒を「ムスリム」といい、ハリラヤプアサはムスリムにとって1年で最もおめでたい日なんです。

今回はマレーシアのハリラヤプアサについて、ぼくのムスリムの友だちのダニエルに説明してもらいましょう!

マレー系のダニエル
ハリラヤプアサの過ごし方や、日本のお正月とのちがいについてご紹介しますね!

2022年のマレーシアのハリラヤプアサ

マレーシアのハリラヤプアサとはどんなお正月なのか、ポイントを絞ってご紹介していきます。

ハリラヤプアサはマレー系マレーシア人の正月

ハリラヤプアサはマレー系マレーシア人(ムスリム)のお正月のことで、「ハリラヤ・アイディルフィトリ」とも呼ばれています。

ハリラヤプアサはマレー語で、

  • Hari:日
  • Raya:大きな
  • Puasa:断食

という意味です。

マレーシアの人口の約7割がムスリムなので、国全体で盛大にお祝いされます。

ハリラヤプアサの前後では学校や会社もおやすみなので、ムスリムは実家に帰って家族と過ごします。

【2022年版】ハリラヤプアサのスケジュール

2022年のハリラヤプアサは、5月3日(火)と4日(水)になります。

イスラム暦に沿って数えるので、ハリラヤプアサの日付は毎年ちがうんです。

マレー系のダニエル
イスラム暦では1年は約354日なので、ハリラヤプアサの日付も毎年11日ずつずれていくんですよ。

なので時期によっては、中華系・インド系マレーシア人のお正月と被るときもあります。

2022年のコロナ禍のハリラヤプアサのSOP

2022年のハリラヤプアサに関する規制(SOP)は、今のところ発表されていません。

Kura-kuraさん(@kurakuranet)のツイートの通り、マレーシア政府は2022年5月1日からSOPの緩和をするそうです。

ハリラヤプアサに関するSOPが発表されたら、アップデートしますね。

ハリラヤプアサと日本のお正月の5つのちがい

マレーシアのハリラヤプアサと日本の正月はどうちがうのか、5つにまとめてご紹介していきます。

その①:街中が緑色に染まりムスリムがいなくなる
その②:1ヶ月にもおよぶ断食明けのお祝いをする
その③:あちこちでラマダン・バザーが開催される
その④:家族でおそろいの服を買い家具を新調する
その⑤:友だちやご近所までオープンハウスに招く

その①:街中が緑色に染まりムスリムがいなくなる

ラマダン月になると、イスラム教で神聖な色とされている緑色の飾りが増えて、街中が緑色に染まります。

ハリラヤプアサの数日前にはムスリムはみんな実家に帰るので、街からムスリムがいなくなるんです。

マレー系のダニエル
里帰りのことを、マレー語でBalik Kampong(バリッ・カンポン)って言いますよ!

ムスリムがいっせいにBalik Kampongするので、ハリラヤプアサの前後は大渋滞になります。

その②:1ヶ月にもおよぶ断食明けのお祝いをする

日本の正月やお盆と大きくちがうところは、ハリラヤプアサは断食が明けたことをお祝いするための日であるということ。

1年に1度、ムスリムはラマダン月に1ヶ月ほど断食をして、その断食が明けたことを祝うお祭りがハリラヤプアサなんです。

断食といっても1ヶ月の間なにも食べない訳ではなく、日の出から日没までの間だけ断食をします。

2022年のラマダンは、4月2日(土)から5月2日(月)までです。

ちなみに、ぼくが1ヶ月におよぶ断食に挑戦したときの体験レポートは、こちらの記事にまとめました。

>> マレーシアで断食を始める方法【ファスティング歴1ヶ月の筆者が解説】

その③:あちこちでラマダン・バザーが開催される

ラマダンバザーとは、ラマダン期間中にいたるところで開催されている屋台のこと。

道路沿いにテントが並んでいたら、それがラマダンバザーです!

ラマダンバザーはお昼頃から開催され、日没後に断食をおえたムスリムでごった返します。

その④:家族でおそろいの服を買い家具を新調する

ハリラヤプアサに向けて、ムスリムは家族でおそろいの服を新調します。

ハリラヤプアサで着る衣装を「バジュ・ラヤ」といって、家族でお揃いコーデを着るんです!

新しい服を新調する以外に、ハリラヤプアサに向けて飾りや雑貨なども新しく揃えます。

マレー系のダニエル
ハリラヤプアサでもDuit Raya(ドゥイ・ラヤ)と呼ばれる、日本でいうお年玉が配られるんですよ!

ちなみにマレーシアのアパレルショップについては、こちらの記事にまとめましたよ。

>> 【シーン別】マレーシアで身につけるべき服装【アパレルショップをご紹介】

その⑤:友だちやご近所までオープンハウスに招く

日本の正月やお盆と同じように正月に家族や親戚が集まることを、マレーシアではオープンハウスといいます。

日本では親族のみの集まりですが、なんとオープンハウスでは友だちやご近所さんまでいろんな方を招くんです!

マレーシアに留学していた頃、ぼくもムスリムの友だちにオープンハウスに招待してもらいました。
ヒロ

オープンハウスに招待されたときに持っていく物

オープンハウスに招待されたときは「ハンパー」を持っていきましょう。

ハンパーとはイギリスから伝わったと言われている、お菓子や飲み物などをカゴに詰めて贈るギフトのこと。

マレーシアはかつてイギリスの植民地だったので、今でもイギリスの文化が残っているんです。

ハンパーはムスリムへ送るギフトなので、中身はすべてハラルとなっています。

ちなみにマレーシアのハラル事情についてはこちらの記事にまとめたので、あわせて読んでみてください。



>> どうしてムスリムは豚肉と酒がタブーなの?マレーシアのハラル事情を3つ解説

ハリラヤプアサでよく使われるマレー語3選


最後に、ハリラヤプアサで使ってみたい!マレー語を3つご紹介します。

ハリラヤプアサでよく使われるマレー語3つ

  1. Selamat hari raya:断食明けおめでとう
  2. Saya doakan anda sihat :お大事に
  3. Nak Duit raya:アンパオ(お金)が欲しいです
マレー系のダニエル
「Selamat hari raya puasa!」はよく使われるので、ぜひ覚えてみてください!

まとめ:2022年のハリラヤプアサも盛り上がっていきましょう!

イスラム教を信仰するムスリムにとって、ハリラヤプアサは1年で最もおめでたい日。

離れて暮らす家族がいっせいに集まり、家族みんなで楽しく食事をします。

オープンハウスに招待されたら、日本人のぼくたちもムスリムと同じような体験ができることも。

もしも招待されたら、ハンパーを持ってマレー語でハリラヤプアサをお祝いしましょう!

中華系・インド系マレーシア人のお正月については、こちらの記事にまとめたのであわせてぜひ!!
ヒロ
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ヒロ

新卒で沖縄県からマレーシアへ移住した23歳のうちなんちゅ。現地で生活費をおさえて440万円の奨学金を返済中。留学中に出会った中華系マレーシア人の彼女と遠距離を続けて4年目。副業でブログを書いてる外資系会社の現地採用。

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