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マレーシアの九皇大帝は何者なのか解説【ベジタリアンの菜食祭り】

マレー系のダニエル
九皇大帝って誰ですか?マレーシアで行われている、「菜食祭り」について、詳しく知りたいです。

こんな質問にお答えします!

✅ 本記事の内容

・九皇大帝とは何者なのか

・なぜ祭事を開催するのか

・祭事が開催されている様子

・ベジタリアンになった感想

私はマレーシアへ留学したとき、現地の「菜食祭り」に参加しました。

菜食祭りでは、ローカルのベジタリアンの人たちが、「九皇大帝」と呼ばれる方を、祀っていました。

ちなみに、九皇大帝の読み方は、「キューオーン」らしいです。

本記事では「マレーシアの九皇大帝は何者なのか」について、お話しします。

この菜食祭りは、「ベジタリアン」と深い関わりがあります。

この機会にベジタリアンについても、学んでおきましょう

九皇大帝とは何者なのか

結論から言うと、九皇大帝は、その正体がはっきりとしていません。

なぜなら、同じ神の逸話であっても、内容や出自に関わる話が、いくつかあるからです。

九皇大帝について、明らかになっていることだけ、お伝えしていきます。

下の通りです。

九皇大帝とは

・道教の神様であること

・主にマレーシア華僑に、信仰されていること

マレーシア華僑は、マレーシアにいる、中国からの移民の人たちのことです。

九皇大帝は、マレーシア華僑だけでなく、他の多くの国や地域でも、信仰されています。

九皇大帝が、信仰されている国や地域は、下の通りです。

・東南アジア

・台湾

・中国の福建省の一部の地域

このように、九皇大帝は、多くの人に信仰されています。

しかし、その正体は、はっきりとしていないんです。

なぜ祭事を開催するのか

「菜食祭り」は、マレーシア華僑にとって、とても大切な祭事の1つです。

チャイニーズニューイヤーの、次に大きなイベントと、言われています。

なぜ、彼らは祭事を開催するのでしょうか?

開催する理由は、肉食を断ち、身を清める必要があるからです。

冒頭でもお伝えしましたが、この祭事は、「ベジタリアン」と深く関わっています。

なので、祭事の間は、お肉を食べることは、禁止されています。

ここからは、菜食祭りの詳細について、お話しします。

菜食祭りの詳細は、下の通りです。

・祭事に参加する人

・祭事の時期と期間

・菜食祭りの場所

・菜食祭りのルール

1つずつ詳しく解説していきます。

祭事に参加する人

祭事に参加する人は、下の通りです。

・マレーシア華僑

・一部のインディアン

・観光客

祭事に参加する人は、マレーシア華僑だけだと、思いませんでしたか?

実は、一部のインディアンも参加します。

祭事の時期と期間

祭事の時期と期間は、下の通りです。

・時期:毎年行われ、旧暦の9月1日から9日まで

・期間:9日間

イスラム教徒が、断食をするとき、ラマダンの期間は、約1ヶ月でしたね。

しかし、この祭事の期間は、9日間だけとなっています。

話は変わりますが、イスラム教徒も、「ハリラヤ」と呼ばれる、大きな祭りを開催します。

「ハリラヤ」について、詳しく知りたい方は、下の記事をチェックしてみてください。

>> マレーシアで断食を始める方法【ファスティング歴1ヶ月の筆者が解説】

菜食祭りの場所

祭事の場所は、各地にある、九皇大帝の寺院です。

九皇大帝の寺院は、マレーシアの色んなところにあります。

祭事の間は、地域の寺院を、1つずつ回って、お祈りします。

実際に、私が行った九皇大帝の寺院を、紹介しますね。

菜食祭りのルール

祭事のルールは、下の通りです。

祭事のルール

①:体を清潔にする

②:キッチン用具を清潔にする

③:白色の服を着る

④:行儀よく振る舞う

⑤:肉を食べない

⑥:性行為をしない

⑦:お酒を飲まない

⑧:喪中の人は祭りに参加しない

⑨:妊婦は祭りの儀式を見ない

⑩:生理中の女性は儀式に参加しない

観光客も、祭事に参加することはできます。

もし、参加するなら、白色の服を身につけないといけません。

このように、「菜食祭り」では、肉食を断ちことや、身を清めることなど、多くの決まりがあります。

その決まりに沿って、祭事に参加することが、観光客である私たちの、心構えですね。

祭事が開催されている様子

祭事が開催されると、街の様子に、変わったところが、いくつかあります。

変わったところは、下の通りです。

・各地で、ベジタリアン屋台が開く

・ベジタリアンのメニューが増える

・黄色い三角旗が立ちのぼる

続いて、「祭事で行われていること」について、お話しします。

祭事で行われていることは、下の通りです。

・爆竹をならす

・炎の上をあるく

・ベジタリアン料理を食べる

・顔や舌に針を刺すパフォーマンス

・裸足で道路を歩き、寺院を回る

実際に、祭事の様子がどんな感じなのか、動画で見ることができます。

4分くらいから、飛ばしながら見てみてください。

ベジタアンになった感想

私は9日間、祭事を通して、ベジタリアンに挑戦してみました。

そのきっかけは「ベジタリアンの人を、本当の意味で理解したい」という想いからです。

イスラム教徒は、宗教の影響で、豚肉を食べることが、できませんでした。

しかし、他のお肉なら、食べれますよね。

ベジタリアンの人は、生まれてから1回も、お肉を食べたことがありません。

なので、お肉がどんな味で、どんな食べ物かさえ、わからないのです。

私の友人に、ベジタリアンの人がいます。

彼は、今までに1回も、お肉を食べたことがありませんでした。

そんな彼に対して、私は「ベジタリアンの人はかわいそう」と思っていました。

しかし、彼のことを、本当の意味で理解するために、祭事に参加してみました。

ベジタリアンの人は、皆それぞれに理由があって、お肉を食べていませんでした。

下のような理由です。

・同じ動物なのに、人間が他の動物を搾取している、世の中をなくしたい

・お肉には、発がん性の物質が含まれていて、体に悪い

・穀物が家畜のエサになり、穀物を食べれず、飢えで亡くなる人を減らしたい

・ファクトリーファームために、森林を伐採することをやめて欲しい

・畜産が、多くの温室効果ガスを出し、環境に悪い

そのような想いを、「祭事」という形で、表現していたのだと思います。

また、ベジタリアン料理について、2つのことに、気がつきました。

下の通りです。

・全てのベジタリアン料理は、植物油が使われている

・フライパンや皿は、1度もお肉に触れていないものを使う

彼らは、動物のためや、地球の環境ために、お肉を食すことを、避けていました。

今までの私は、ベジタリアンの人に対して、「かわいそう」と思っていました。

しかし、祭事を終えて思うことは、彼らは、「かわいそうな人」ではありませんでした。

ベジタリアンとは「世の中を良くしようとしている人たち」であると、気がつきました。

まとめ:マレーシアに来たら、ベジタリアンの菜食祭りに参加しよう!

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました!

最後に、この記事をまとめます。

今回は以上です。お疲れ様でした。

  • この記事を書いた人

ヒロ

新卒で沖縄県からマレーシアへ移住した23歳のうちなんちゅ。現地で生活費をおさえて440万円の奨学金を返済中。留学中に出会った中華系マレーシア人の彼女と遠距離を続けて4年目。副業でブログを書いてる外資系会社の現地採用。

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