こんな疑問にお答えします!
本記事の内容
・マレーシアのディパバリ
・2021年のディパバリのスケジュール
・ディパバリのお祝いの仕方
今回はマレーシアのディパバリについて、全く分からない方でもイメージしやすいようにわかりやすくご紹介していきます。
ぼくは初めてディパバリに参加したとき、ただ参加するだけで何も分かりませんでした。
本記事を最後まで読むとディパバリの全体像を把握できるので、じっくりとご覧ください。
前置きが長くなりましたが、さっそく本編へいきましょう。
もくじ
マレーシアのディパバリ
ディパバリを説明するにあたって色々な用語が出てきますが、簡単に解説しながら進めていきます。
ディパバリについて全く知らない方でも、安心してくださいね。
マレーシアのディパバリとは
ディパバリとは「インド系マレーシア人のお正月」のことで、別名「ディワリ」と呼ばれるヒンドゥー教の祭典になります。
マレーシアには下記3つの人種がいます。
- マレー系:イスラム教を信仰している
- 中華系 :仏教を信仰している
- インド系:ヒンドゥー教を信仰している
ディパバリの由来
ディパバリの由来には色んな説があります。一般的に言われている由来は下記の2つです。
- 善の象徴であるクリシュナ神が、悪の象徴ナラカスラに勝利したという逸話
- 悪に対する善の勝利(闇に対する光の勝利)を祝う祭とされる説
つまり、ディパバリは善の象徴である光が、悪の闇に打ち勝ったことを祝うために行われます。
2021年ディパバリのスケジュール
2021年のディパバリは、下記になります。
2021年:11月4日(木)
ディパバリの日程は、年によって変わります。なぜならヒンドゥー教もイスラム教と同じように、太陰暦を使っているからです。
太陰暦は1年を354日として数えているので、毎年11日ずつずれていきます。
ディパバリのお祝いの仕方
続いてはディパバリのお祝いの仕方について、1つずつみていきましょう。
ディパバリでやること
ディパバリでやることは、下記のとおりです。
- 寺院にお参りに行く
- 新しい服を身に着ける
- 夜は爆竹や花火で盛り上がる
- イルミネーションを飾りつける
- 家族や親戚で集まって食事をする
また、家族の健康や幸福を願うために、家の中ではカラフルな色のオイルキャンドルを灯します。
カラフルな色が使われるのは、幸福の神様を家に呼び込むと信じられているからだそうです。
>>【2021年版】マレーシアのハリラヤプアサとは【断食明けのお祝い】
ヘナタトゥー
ディパバリの期間は、多くのヒンドゥー教徒が体にヘナタトゥーを入れます。
ヘナタトゥーとは、「ヘナ」という植物の葉のペーストを使って描くボディーアートのことです。
コーラムを見に行こう
ディパバリの期間は、コーラムを見に行くのがおすすめですよ。
コーラムとは色付けしたお米・砂・花などで砂絵のように絵を描いたもので、水で湿らせた床に米粒を少しずつ落としていくことで完成します。
コーラムが描かれる理由は、
- 家内安全を祈るため
- 神を家に招き入れるため
と言われていて、幸せが訪れますようにという願いを込めてコーラムは描かれています。
主にコーラムは
- 会社やオフィスの玄関先
- マレーシア全土のホテル
- ショッピングモールのロビー
などに描かれています。
ディパバリの期間は、コーラムを見に行ってみましょう。
リトルインディアへ行く
ディパバリの期間は、「リトルインディア」と呼ばれるインド人街へ行くのもおすすめです。
リトルインディアの見どころは、こちらの3つです。
- ヒンドゥー教寺院
- インド料理レストラン
- 民族衣装などを販売するショップ
また、リトルインディアにはディパバリならではの商品も並んでいるので、ぜひ訪れてみてください。
まとめ:2021年もディパバリを楽しんでいきましょう!
今回は、マレーシアのディパバリについて、ご紹介してきました。
今回は以上です。